職人の技が生み出すジアン窯の陶器

gien13パリの南約150km、ロワール川のほとりにたたずむ美しい街、ジアン市。ジアン窯の歴史は1821年、トマス・アントワーヌ・エドメ・ユルムが修道院跡に窯を開いたことから始まります。
創業初期は日常生活品を中心に製造を行い、その後17世紀・18世紀のヨーロッパ各地の名窯からインスピレーションを得て優れた技法を掴み、万国博覧会に出展し金賞を受賞する栄誉に輝きました。
その頃から世界中の王侯貴族らに注目され、家紋を刻印したオーダーメイドのテーブルウエアが好評を博し、多くの人々に愛用されるようになりました。さらにジアンでは原材料、塗料、型や絵柄などの開発を続け、今日に至るまで様々なコレクションを生み出してきました。5.0.2

こうして180年以上の歴史を誇るジアンは、鮮やかなロイヤルブルーから深みのあるナイトブルーまで、様々なニュアンスのブルーを中心に、華やかな色彩に代表されるようになり、花や鳥など自然をテーマにした絵柄がブランドイメージとなりました。